「波動」という言葉は聞いたことがあると思いますが、一般的には音波や電磁波や光をさします。最近、一般的に認められるようになった「気」も波動の一種というと、少し理解できると思います。
地球上に存在する「自然のもの」、つまり植物、動物、鉱物などなどには、すべて「気」が存在します。地球上全てが「気」の中で、呼吸し生きています。

 残念ながら、今の人々が住んでいる一般的な家は、「気」の――エネルギーの出ない、家になってしまっています。
 国の省エネルギーの方針により、高気密・高断熱を法律で義務付けしてあります。このことが「気」も省エネルギーにしてしまいました。
 生活では水を使用し、人も汗という水分を出します。換気や調湿効果が悪い高気密な住環境で生活すると、「気」の悪い成分、つまりVOC(揮発性化学物質)や湿気がたまって、抵抗力の弱い乳児や子供、高齢者、化学物質に敏感な人にとって、「気」の悪い環境になってしまいます。そのため調湿やVOC吸着などの効果と「気」をもつ自然素材を使用しなければなりません。

 また、家には、もう一つ大きな「気」の悪い環境ができることがあります。
 それは、整理・整頓できていない環境です。
 家の気を高く保つためには、整理整頓が大事で、乱雑なかたまりは、エネルギーを沈滞させ、頭脳活動を阻害し、決断力を鈍らせ、整理されていない空間は、フラストレーションを生み、「気」のエネルギー不足で、慢性疲労症候群、寝起きが悪い、熟睡できない、何時間も疲れが取れない、倦怠感がある、そんな環境を作ってしまいます。

風水は占いではなく、「気」の力を利用した「環境科学」であり、「統計学」とも言いますが、私は「整理整頓学」だと思っています。整理整頓できていない空間では、「気」も生まれません。
 風水には大きく分けて「天の気」「地の気」「人の気」があり、家、人にも「気」が生じています。
 皆さんの家にも、何となく落ち着かない空間・部屋があると思います。これは、本人に合わない空間、特に整理できていない、気が滞っている空間です。また逆に、整理整頓された心地良い空間もあります。

・まとめ:風水学は片付けの学問でもあり、整理整頓をしないと悪い「気」がたまってさまざまな不調の原因になる。

 

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